2009年2月17日火曜日

政策特別講座「世界的不況と自治体財政」を受講


 毎年、自治体議会政策学会の講座は、自治体運営並びに自治体議会の運営に関する事柄を、様々な分野からの講師を招き開催されており、今回で私も6回目となる参加でした。
 今回のテーマは、「世界的不況と自治体財政~予算審議で問われる議会の責務~」であり、3月の予算議会控え興味深い内容での講義研修となりました。
 講座は、全5講座を2日間に分けて受けることになりますが、今回も有意義な研修でした。
 当市もつい先日まで「財政再生団体」、「早期健全化団体」の指定を受けるのではという切迫した状態でしたが、その場しのぎとはいえ、県が一定の支援をしてくれたことで、数値上は、「財政再生団体」、「早期健全化団体」の指定を免れるような状況にはなりました。
 しかし、財政が病んでいることには変わりありません。
 いま、日本を襲っているアメリカ発の経済危機は、輸出産業に依存してきたツケでもあり、長期化が叫ばれていますが、このことにより平成21年度も予断を許さない状況にあり、今回はしのいだ危機を1年後は乗り切れるのか?安心は禁物です。次なる一手をしっかりと確保することが重要です。
 栗東市として、地の利、歴史、住民性・・・ETC.を活かした地域活性化のための施策。地場産業の活性化施策。オンリーワンとしての栗東市に何ができるのか?新エネルギーの開発にも興味があります。馬の町栗東の証として、JRA栗東トレーニングセンターの馬糞のエネルギー化。企業誘致の施策の刷新。駅前の活性化と観光施策は・・・。無いもの探しではなく、ある物を活かしたまちづくり・・・様々な思いが頭をよぎっています。
 

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