2010年7月13日火曜日

2010年参議院選挙が終わった

 民主党は改選前議席を大きく減らすこととなった。
 当然、民主党が議席を減らしたのであるから、野党が議席を延ばすのは当然の事であるが、みんなの党が10議席も確保すると言う躍進ぶりを見せた選挙でもあった。
 参議院において、単独でも国民新党との連立でも過半数を確保できなくなった民主党は、非常に厳しい政権運営を迫られる上に、マスコミの大好きな「小沢派VS反小沢」の攻防に勢力をそがれる事になるだろう。
 ま〜この国は、人の足を引っ張るのが好きな人種が揃っており、ちょっとしたスキャンダルやミスは格好のマスコミの餌食となり、マスコミの思いだけで世論を作っていく。そしてマスコミによって仕立てられた情報を信じるしかない国民は、正しい情報や真意を知る事なく世論に流されてしまう傾向があるのではないか?
 当然の事として、国会議員(国会だけではないが)にも問題はあろう。いわゆる「政治とカネ」の問題は、与野党を問わず国会議員のほとんどが持っているDNAなのであり、そのDNAの作用によって資質が決まる?
 それにしても、2006年から1年毎に5人も総理が代わるような不安定な政治状勢は、諸外国からも軽視され信頼に足りない国といわれているが、今回の民主党の大敗で、諸外国からはまた、「また信頼するに足りない国になった」といわれているとか?
 いつになったら政局が安定し、政党の議席数や政界再編ばかりに視線を集中する政治ではなく、ここはひとつしっかりと安定した政権を運営し、しっかりとした国民生活を確保する事が何よりも重要な事だと思うのだが・・・。
 
 ところで、最近の選挙戦で気になる事は、「出口調査」の向上により、午後8時の投票箱が締まったと同時に各社競って出す「当確」。
 ほとんど外れることはないというが、風情がなくなったな〜と感じる。
 ○時○分時点 △△候補 ○○票・・・と模造紙に書き出した瞬間、わ〜!お〜!との歓声。今は見かけない風景です。
 なんでもかんでもスピード競争では味気ない気がするが・・・。
 

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